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2005年 09月 20日
Whiteout Films の『The Big Blind』で、もうちょっと見たい!という気持ちだった方にもお薦めのワイルドキャッツの 『Black out』。こちらは『Black Out』よりも、ワイルドキャッツらしい作りです。でも数年前にあったようにほとんどドキュメンタリーでライディングがないってことはないのでご安心を。『The Big Blind』でも出ていたところもあるけれども、『The Big Blind』では見ることができなかった映像も沢山収録されています。ガールズムービー『AS IF』と同じロケーションもあり、ガールズの凄さを逆に思い知りました。「パーティー映像にはスノーボード映像と同じ価値があるか?」 ということらしいですが、パーティー映像以外できちんと魅せてくれる作品です。
■品番:CVWDVSBDVSB1171 ■時間:本編26分+ボーナス20分 ■価格:4200円 ■発売日:2005年9月24日 ■制作:Wildcats ■制作者: Forggy Westmorland, Peter Andersen ■ティーザー:こちら ■ライダーと音楽: 【opening】 Dankski/Delmundo "Boom Boom Boom" 【Eero Niemela】 The Umc's One to Grow on" 【Devun Walsh】 Assence of Sanity "Weakness" 【Scott Serfas】 Tiffany "I Think We're Alone Now" 【Kale Stephens】 69 Boys "Let me ride that Donkey" 【Friends:Sylvain Beauchenesne, Gulli, Viktor, Eiki,Shin Campos, Kris Wilson】 Tracy Byrd "Drinkin Bone" 【Ikka Backstrom】 Yound Black Teenagers "Tap the Bottle" 【15 Peddler: Zach Fluker, Jake Macintyre, Karl Fuhre】 Platinum Blonde "Doesn't Really Matter" 【Dionne Delesalle,Paavo Tikkanen,Chris Dufficy】 Daniel Beddingfield "Gotta get through this" 【Geatan Chanut】 Despistado "Stirtick Prediction" 【JF Pelchat】 Lio "Banana Split" 【Jeff More And Jonnie Carrollによる壮大な競演による偉大なるサーカス】 【More Friends: Dennis Bannock, Tyson Carmody, 西田崇, AdamFous, Jesse Fox, Hans Ahlund】 【布施忠】 Ned's Atomic Dustbin "Kill Your TV" 【Credits】Eddie Murphy "Boogie in your Butt" ■ボーナス:Paavoが階段から落ちた話を詳しく。酒場での1コマ。撮影の模様などなどその他ワイルドキャッツらしいものが盛りだくさん。 ↓本編中の布施忠 ■ショートインタビュー: 1. このタイトルにした理由は? 「Blackout」とは、独創的なキャリアの途上では、どこかで必ず自分自身に苦しめられる、その状態を表したものだ。自分の心が閉ざされた時、どう いう行動をとるか? つまり、「昨日の晩、おれに何があった?」っていうのをこのムービーでやってるんだ。 2. このフィルムの特にユニークなところは? このシーズンは、北西部では雪が降らなくて散々だったから、いい場所を探すために旅をしなければならなかった。ヨーロッパ、日本、アイスランド、ロッキ ー周辺もくまなく回った。デヴァン・ウォルシュが日本でカラオケやってたり、パーヴォ・ティッカネンが7メートル以上のフロントサイド・エアーから温泉に飛び込むシーンが見たければ、このムービーはぴったりだ。 3. この映画で、日本のファンに伝えたいことは? 雰囲気? このムービーは人にある種の雰囲気をもたらす。ムービーが終わって明かりをつけた時、観た人がしばらく座ったまま、スノーボードで大事なのはお金やコンテストじゃないんだと感じて欲しい。なんで最初にスノーボードをやろうと思ったか、考えて欲しいんだ。楽しみのためさ。 4. 撮影中のハイライトを教えて? Catsはいつでも独特の個性を発揮する。楽しむってこと。どこに行ってもパーティーが始まる。時には好むと好まざるにかかわらずね。だが悲しいかな、 それが人生ってもんさ。今年は、パーヴォ・ティッカネン、ジェシー・フォックス、ゲータン・シャヌー、スコット・サーファスとアイスランドを旅する機会 に恵まれた。あんまり北の方だから、毎日2時間かけて陽が昇り、また2時間かけて陽が沈むんだ。日の出と日の入りに生じる色は、信じられないぐらい素晴らしかった。温泉と、青い目のゴージャスな女性をいたる所で見たけど、僕は今だに、異才のフォトグラファー、スコット・サーファスに深い畏敬の念を抱いている。おでこに大きな黒字で「Balls Yo(どキンタマ)」と書いたまま税関を通るなんて、ただ者じゃないね。 5. このムービーのベスト・セクションは? これはひっかけ問題だな。ライダーの顔ぶれはピカイチだし、テレインでも他には負けない。正しい質問は、「パーティー映像はスノーボード映像と同じ価値 があるか?」だ。もちろん、それは観て確かめてもらわなきゃ。
by championvision
| 2005-09-20 13:43
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